iPhone11シリーズのバッテリー交換について
2021/10/29
いつも当店をご利用いただきまして誠にありがとうございます。
iPhone修理のアイプラスnonowa武蔵小金井店です。
今回は
修理屋の観点からのご案内です。
減りが早い気がする。設定アプリのバッテリーの項目から確認できる最大容量が少なくなっている。
以上の症状でお困りの方の参考になれば幸いでございます。
結論、交換するにはまだ少し早い場合が多いです。
今までのスマートフォンのバッテリーの交換目安は約2年。
iPhone11の発売は2019年の9月のため、
ヘビーユーザーなら交換目安になっていてもおかしくはないです。
ただ、設計のバッテリー容量は多いシリーズでして、
今までの端末以上にバッテリー自体の寿命も長いのです。
なので、バッテリーの減りが気になる11シリーズは、
現状ソフトウェアの不具合の可能性が極めて高いです。
実際に11シリーズのバッテリー交換のお問い合わせ自体は、当店でもかなり多かったです。
一世代前のXSシリーズと同じくらいの件数はありましたが、今までで交換したのは数件のみ。
ご自身でもバッテリーの最大容量は確認できますが端末から見れる数値は100%正しいわけではなく、
まれに表示されている数値と実際の数値にズレがある場合がございます。
バッテリーを交換する前に以下のことをお試ししていただいて、
それでも改善されず、当店でバッテリーの診断をし、交換基準を満たした端末のみご案内しました。
①iOS14.5以降、バッテリーの状態報告の再調整が可能になりました。
設定アプリ>バッテリー>バッテリーの状態
から、再調整のメッセージが出ている場合はまずそちらを試していただいております。
②データのバックアップを取ってから、ソフトウェアアップデートもしくは初期化
ソフトウェアの異常は上記で改善される場合があります。
※アップデートする前は必ずデータのバックアップをお取りください。
③それでも改善されない場合は、メーカーでのバッテリーor本体交換
もしくは当店のような修理店で交換の流れになります。
当店は11シリーズのバッテリーの在庫を置いてはいますが、
基本的には水没復旧など、やむを得ず交換が必要になった時のためにご用意しております。
国内の安全基準を満たした11系のバッテリーはそれなりに費用もかかり、
純正バッテリーでないと警告メッセージも出る仕様ですので、
お客様がご希望された場合でも、店頭でのバッテリー診断で基準値を満たさない端末は、
お客様が損してしまう可能性が考えられるため、心苦しいですがお断りするケースもございます。
①11シリーズのバッテリー交換するには少し早い
②アップデートや再調整など、修理前に試せることがある
③それでも改善されず、バッテリーの診断結果も悪い場合は交換
最近は寒くなってきて、バッテリーの減りが気になったり、
溜まっていかなくなるケースも多くなる時期ではあります。
最近あった事例で
iPhone6 一回もバッテリー交換したことがない。2015年生産のロット
充電できないとお持ち込みいただきましたが、
バッテリー交換しても起動できずデータが無くなってた状態でした。
その時のバッテリーは充電回数1993回 最大容量1% 本来の最大容量1810mAhに対し、
溜まる容量は22mAh という末期の状態。
劣化状態のまま使い続けると、基板のデータ領域まで干渉しますので、
思い出の端末やサブ機として使う場合でもバッテリー交換をお勧めします。
シリーズにかかわらず、バッテリーの減りが気になるお客様に、
店頭にて無料のバッテリー診断のサービスをご案内しておりますので、
お気軽にご相談ください。
※iPadシリーズも診断可能
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iPhone修理のアイプラス nonowa武蔵小金井店
電話:042-401-1166
場所:nonowa武蔵小金井 1F
営業時間:11:00 ~ 19:30
最寄り駅:武蔵小金井駅
対応エリア:小金井、小平、国分寺、府中、東久留米
上記以外のエリアでも対応可能です。
郵送修理も承っておりますので是非ご相談ください。
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